老後を意識しだす30代
30代独身女性の貯金事情
30代の独身女性がどれくらいの貯金をしているのでしょうか。30歳~39歳の平均貯金額は467万円とデータが出ています。そして25%の女性は貯金額が全く無いという意外な事実があります。これらのデータから30代の独身女性の貯金額に対する考え方を知りましょう。
平均貯金額に対する考察
今を生きていくことに一生懸命な30代の独身女性たちは全体の1/4が貯金を全くしていません。結婚を意識して男性から好かれるためにお金を使用する、ストレス解消などの理由から物欲のためにお金を使用する、といった行動があります。30代の独身女性たちは20代同様に、貯金に関して不安視をしていることが多いです。
結婚をするかもしれないということや、結婚をするためにはお金を使わなきゃいけないといったことから貯金に関しては漠然とした意識しかないため貯金ができないケースもあります。また、一生独身かもしれないという考えが強い方は貯金や資産運用をしっかりと考える傾向にあり、こういった方は比較的貯金をされていることが多いです。
理想貯金額
では30代女性の目指すべき理想の貯金額はどれほどなのかという点にふれていきます。今後生活していくために必要なプランを総合的に考え、近い将来から老後を見据えた理想の貯金額となります。大きな怪我や病気はもちろん、自分以外を巻き込んだトラブルにあった場合でも対処出来る目安は300万円ほどとなります。保険を兼ねた考え方として、住宅やマンション購入の頭金として考えるにも良い金額といえます。
そして、仮に職を失うことや結婚式を挙げるという目的を考えている場合には500万円が理想的です。もちろんあればあるほど良いのが貯金だとは思いますが、30代独身女性の究極の理想は1000万円です。これには子供1人を育てるためにかかる費用が1000万円という点が大事となります。あまり結婚前からは考えたくないことですが、もし万が一離婚した場合には1人で子供を育てることとなります。こういったリスクを考えた場合に1000万円は理想の金額です。
自分自身の貯金の不安
周りの貯金額がとても気になってくるのが30代です。つまり、貯金を意識しだす歳が30代であり、貯金のスタートラインとなることが多いのが30代といえます。周囲と比べて自分の貯金額は大丈夫なのかと気になった場合はむしろ、危機感を覚えることが出来たということです。これから貯金を始めることが遅いということは全くありませんので、不安にならずに前向きに貯金に対して考えていきましょう。